Backfire G2sはコスパ最強!おすすめする5つの理由と購入時の注意点
どうも!でんすけ(@densuke_esk8)です!
電動スケボーを選ぶポイントはいくつかあり、当サイトでも度々紹介していますが、「じゃあ結局どれを買うのが正解なのか」。
結論から言えば、私がもっとも推すのはタイトルにもある通り「Backfire G2s」です。
Boostedの入手難易度が高い日本国内においては、掘り下げれば掘り下げるほどG2sを上回る選択肢はなかなか出てこないのではないかと思います。
実際、ネット上を見てもG2s(あるいはG2)をおすすめする声は多いんですよね。
もちろん私も所有していますが、G2sは数ある最新電動スケボーの中でも最強クラスのコスパで、失敗するリスクがかなり低いのではないかと実感しています。
これまで10台以上の電動スケボーに乗ってきましたが、2018年7月以降は圧倒的にメインの1台として乗り倒しています。
耐久性もバッチリ。
今回は、なぜコスパが高く失敗するリスクが低いと感じたのか、その理由を「5つのおすすめポイント」というかたちで深掘りして紹介したいと思います。
「数ある電動スケボーの中からどれを選べば良いかわからない」という人は是非参考にしてみてください。
※現在は後継のBackfire G2tが発売されています。
G2tはG2sの正常進化版。
G2tはワイドトレッド化したことで安定感が更に増し、加えて一時的に加速を強化する「ターボモード」が実装され、Boostedなどに唯一劣っていた加速面も克服されています。
詳細はこちら↓
今国内通販で購入できる最良の選択肢Backfire G2tの荒探しをしてみた
本記事はG2sについてまとめてありますが、G2tにも共通して言えることばかりなので、購入検討の際は是非参考にしてみてください。
Backfire G2sをおすすめする5つの理由
- 最高速度40km/h、最大航続可能距離25kmとハイスペック
- 加減速がマイルドで初心者でも扱いやすい
- デッキに柔軟性があって乗り心地が良い
- 前後重量バランスが良く持ちやすい
- 日本国内のWebショップから購入可能
総じて一言で表すなら「コスパが高い」、これに限ります。
送料込みで8万円を切る(ポイント次第では7万円を切る)価格にも関わらず、基本スペックはもちろん、乗り味に置いても欠点を探すのが難しいくらい優秀です。
是非他の電動スケボーとも乗り比べてほしいところですが、まずは単体で見たときの魅力について迫ってみましょう。
1.最高速度40km/h、最大航続可能距離25kmとハイスペック
スペックは申し分なく、十分に2019年のハイエンドマシンと渡り合えるだけの性能を持っています。
G2sにはスポーツモードとエコモードの2種類のモードあります。
- スポーツモード:最高速度が約40km/hで航続可能距離が約20km(時速30km定速走行時)
- エコモード:最高速度が約25km/hで航続可能距離が約25km
スポーツモードで航続可能距離約20kmというのがかなり優秀で、思う存分スピードを出しても長時間遊ぶことができます。
いずれも路面状況や体重等によって変化しますが、体重75kgの私が乗っても時速40キロを記録したので、ハブモーター(インウィールモーター)タイプでありながらかなりパワフルな1台と言えます。
2.加減速がマイルドで初心者でも扱いやすい
先述のとおりG2sは十分にパワフルな1台ですが、残念ながらロケットのような加速はしてくれません。
とはいえ決してゆっくりなわけではなく、乗り手がバランスを崩さないようスムーズに加速するんです。
そのため、同じ40km/hを出せるライバル製品たちと比べるとやや加速は鈍い印象を受けますが、そこが扱いやすさのポイントでもあります。
加速→ニュートラル→加速といったかたちでリモコンを操作しても再加速のショックは一切なく、意のままかつリニアにスピードをコントロールすることが可能。
仮に旋回中であっても安心してスピードコントロールできます。
ブレーキも同様にスムーズで、これがG2s最大のメリットと言っても良いかもしれません。
急激な制動力は得られませんが、その分ブレーキ操作で身体が前に放り出されるようなことはほとんどなく、安心してブレーキをかけることができます。
リモコン操作とブレーキのタイムラグもなく、必要十分な範囲でしっかりと減速してくれるのでとても扱いやすさを感じます。
加えてG2sは旋回性も高く、走る・曲がる・止まるの3要素が乗り手の「バランス」を考慮した高い次元にあると言えます。
3.デッキに柔軟性があって乗り心地が良い
これも電動スケボーにおいては非常に重要で、まだまだG2sが他をリードするポイントですね。
電動スケボーはその構造上、どうしてもある程度大きなバッテリーを搭載する必要がありますが、この搭載位置によって乗り味や操作性が大きく変わってしまいます。
Backfireはかなり速い段階でそこに気が付いたようで、Boostedと同様デッキ中央部のハウジングを避ける構造を採用しています。
これによってデッキを十分にしならせることが可能となり、優れた乗り心地を実現するとともに路面のギャップなどにも強くなっています。
またデッキ自体もとてもフレキシブルです。
少し前まではライバル製品の多くが時速40キロという高い速度での走行安定性を重視してデッキ自体を硬くする傾向にありましたが、そんな中正真正銘のフレックスを持つBackfireはやや異質な存在と言っても過言ではありませんでした。
G2sは時速40キロ程度であればデッキを硬くしなくても安定するというお手本を見せているようで、実際に40km/hで走行しても怖さはなく、それでいて低速時の乗り心地も両立しています。
4.前後重量バランスが良く持ちやすい
あまり注目されないポイントですが、G2sは前後の重量バランスが絶妙です。
これは旋回性の高さに貢献するのはもちろんのこと、手に持った際の持ち運びのしやすさにも大きく貢献しています。
先述のとおりG2sはバッテリーや基板等がデッキ中央を避けて配置されているのですが、中央を持つととてもバランスを取りやすいんですよね。
前後どちらかに重量が片寄ったボードの場合は手に持った際にそのバランスの悪さから持ちにくさを感じますが、G2sはその逆で、むしろ実際の重量より軽く感じるほど。
例えばG2sの重量は約6.5kg、これに対してバッテリー内蔵型のTeamgee H9は約5.8kgと700gほど軽いのですが、実際にはG2sの方が軽くて持ちやすいように感じられます。
こういった細かなポイントからも、他の中華製電動スケボーに対して一歩リードしている印象を受けますね。
5.日本国内のWebショップから購入可能
これが大きな決め手となる人も多いはず。
電動スケボーは海外では一大ブームを巻き起こしていますが、実は日本国内においては電動スケボーを取り扱っている通販ショップは数えるほどしかありません。
そのため、電動スケボーを購入する場合には2つのパターンが考えられます。
国内のショップから購入するか、本国のメーカーから直接購入するか・・・。
メーカーから直接購入する場合、輸送費・言葉・アフターフォローといった問題をクリアする必要がある点に注意が必要ですね。
特に有名なBoostedは高額な輸送費に加えて関税もかかるためかなり割高。
言葉の壁も購入時ならどうにかなっても、いざというときのアフターフォローにおいては高い障壁となるリスクがあります。
万が一部品交換や修理が必要となった場合も、海外とのやり取りとなると日数はかかりますし、運賃がかさむ可能性は高いです。
やはり安心感を重視するなら、多少高くても国内のショップから購入するのがおすすめですね。
Backfire G2sのデメリットや購入時の注意点
デメリットはそれほど多くありませんが、わずかでも気になる点は次のとおり。
- ブレーキの効きがやや弱い
- 国内ショップから買う場合はグラフィックの選択肢がない
- リモコンが安っぽい
- 後継モデル「G2t」の存在が気になる
1.ブレーキの効きがやや弱い
G2sのブレーキはとてもマイルドで、時速40キロから一気にブレーキをかけても踏ん張ることが可能なのですが、正直に言えばやや制動力そのものが弱いと感じるシーンもあります。
例えば下り坂では完全に静止することが難しく、ブレーキをフルにかけていてもずるずると動いてしまいます。(とてもゆっくりですが)
もちろん、電動じゃないスケートボードと比べれば圧倒的に止まりやすく、制動距離が長すぎて危険ということはありませんが、BoostedやKoowheelなどのブレーキに優れる他の電動スケボーと比較すると「静止力」に物足りなさを感じるのも事実です。
2.国内ショップから買う場合はグラフィックの選択肢がない
次にデッキのグラフィックの問題。
私が持っているG2sは「Galaxy」というちょっと派手なグラフィックが施されています。
個人的には真っ黒な「Black Gold」というグラフィックの方がシンプルで好きなのですが、日本国内のネットショップではGalaxyしか取り扱いがないんですよね。
まぁその気になればデッキテープを自分で貼り換えることもできるのですが・・・。
ただ、実は黒いデッキより砂や土による汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
3.リモコンが安っぽい
個人的にはG2sはリモコンの安っぽさも欠点の一つだと思います。
例えばTeamgee H9が採用しているリモコンには液晶画面があり、速度や総走行距離を確認することができます。
またLEDライト機能も搭載されており、「遊べるリモコン」なんですよね。
しかし、G2sのリモコンにはそういった遊び心ある機能は一切ありません。
シンプルで使いやすいと言えばその通りなのですが、リモコンのバッテリーはボードのバッテリーと比べてモチが良いことが一般的なので、「何か付加価値があっても良いのに」とは感じてしまいますね。
4.後継モデル「G2t」の存在が気になる
最大の注意点がコレ。
G2sは間違いなく良い製品ですが、実は本国では既に後継モデルの「G2t」が販売されています。
そのため、よりハイスペックなモデルが欲しいというのであれば、G2tが国内のWebショップで販売されるのを待つのも一手です。
2019.5.30追記 G2tが国内ショップで発売されました↓
ちなみに本国ではG2sの前モデル「G2」の廉価版も販売されており、前後モデルとはいえ性能と価格が比例する傾向にあります。
となればG2tが日本国内で発売されるとしてもG2sより高額になる可能性は高く、コスパでみればG2sはお買い得かもしれません。
この辺りは完全に私の予想で書いていますので、是非ご自身で判断していただければと思いますが、一つ付け加えるなら、G2s単体で見ればコスパ的に買って後悔するような製品ではないということは間違いありません。
少なくともG2t以外の選択肢と比べれば圧倒的におすすめ。
詳しくは次項で↓
Backfire G2sのライバル製品は?
世界的に見れば、Backfire G2sのライバルは多数存在します。
有名どころだけでも次のとおり。
- Boosted Stealth,Boosted Plus
- Evolve Bamboo GTX Series
- Ownboard W2
- WowGo 2s
- Meepo NLS etc…
ただし、これらは日本国内の販売店で取り扱いがない点が最大のネックですね。
Boosted Stealthは電動スケボー超大手Boosted Boardsのハイエンドモデル。
品質、性能面では文句なしなのですが、いかんせん日本国内では入手難易度が高すぎます。
まずメーカーが日本へ発送してくれません。
そのため、自力でメーカーから購入するには輸入代行サービスなどを利用する必要があり、送料の割合が大きくなってしまいます。
元々の値段が1,599ドルと高額なのに加え、日本に輸入する場合は関税もかかるため、総額は20万円を簡単に超えてしまいます。
一応たまにメルカリなどでも出品されていますが、やはり25万近い価格設定。(2019年4月現在)
ぼったくり価格ではないということは理解できますが、G2sの3倍以上ということを考えると正直ちょっと割に合いませんね。
ハッキリ言ってそこまでの性能差はありませんから。(むしろ静粛性などはG2sの方が上!)
オーストラリアのEvolve Skateboardsは2019年で10周年を迎える電動スケボー界の老舗で、日本国内でも有名なブランドの一つ。
中でもBamboo GTX Seriesは最高速度約42km/h、最大航続可能距離50kmという超ハイスペックを誇ります。
しかし、気になるのがデッキ下面全域に渡って配置されたバッテリーで、せっかくのバンブー(竹)素材のフレックスを100%活かし切れていない印象を受けます。
鋭い加速感や高速走行時の直進安定性には優れるのですが、乗り心地はやや硬めです。
最大のネックはやはり価格。
Bamboo GTXは約1,500ドル(AUD)からとちょっとお高めで、G2sとは倍近い開きがあります。
日本国内で取り扱いがあるモデルに絞ると、現状G2sのライバルになり得るのは、Teamgee H9やExway X1、Efinity Type 1200Rくらいでしょうか。
STARYもまだ国内で新品を購入することが可能ですが、これはもう何世代も前の製品なので避けた方が無難です。
Teamgee H9とExway X1、STARYは「バッテリー内蔵型」という共通点があり、どれもスタイリッシュな外観を実現しています。
Exway X1は2018年までAmazonで取り扱いがありましたが、そのときはもうちょっと安かったような・・・。
最大航続可能距離が約16kmと短いのも、今となってはやや物足りないですね。
この中ではTeamgee H9が最も新しいモデルですが、正直な感想を言えば加減速のレスポンスがあまり良くありません。
ただし、最高速や加速の鋭さは申し分ないので、デザインが気に入れば検討する価値はあります。
ドッカンターボの楽しさがわかる人にはおすすめ。
ハブモータータイプにしてはかなりパワフルで、これの後にG2sに乗るとお利口さん過ぎて退屈に感じるという人もいるかもしれません。
ちなみに発売は2018年末でしたが、今より1万円ほど高額だったように記憶しています。
2018年前半まではKoowheel 2GもAmazonやYahoo!ショッピングで7万円台で購入できましたが、今は下記のように謎の高騰状態。
乗った感想ですが、加速の鋭さとブレーキのマイルドさはかなり優れています。
ただしG2sと比べるとデッキがやや固く、ちょっと曲がりにくさを感じるのが正直なところですね。
トラックの調整である程度は改善できますが、ポテンシャルの面ではG2sの方が明らかに格上です。
↓この1/3程度の価格なら十分比較候補になり得るのですが・・・。
Efinity Type 1200Rについては乗ったことがないので詳しいことは言えませんが、バッテリーの配置などを見る限りはデッキの柔軟性が犠牲になっているようには見えず、乗り心地は良さそうです。
デザインもシンプルでかっこいいですね。
最高速度は35km/hとスペック的にはG2sにやや劣りますが、その分価格もお手頃。
G2sと乗り比べた人がいたら是非感想を教えてください。
G2sと同ブランドのRanger X1も国内ショップから購入可能ですが、オフロードモデルなので少し毛色が異なります。
旋回性は圧倒的にG2sの方が上ですが、遊べる場所の多さはRanger X1の圧勝ですね。
乗り心地の良さが圧倒的で、もちろん舗装路も快適に走れます。
お値段はややお高めに感じられますが、オフロード対応モデルの中ではかなり良心的な価格設定だと思います。
先のEvolve系だとこの倍はかかりますからね・・・。
広いキャンプ場などで遊ぶと最高に気持ち良いですよ♪
まとめ│Backfire G2sは十分にハイエンドを謳える製品
まとめると、G2sのメリットは次のとおり。
- 最高速度40km/h、最大航続可能距離25kmと高スペック
- 加減速がマイルドで初心者でも扱いやすい
- デッキに柔軟性があって乗り心地が良い
- 前後重量バランスが良く持ちやすい
- 日本国内のWebショップから購入可能
性能や操作性、乗り心地の高さは申し分ありません。
加えて日本国内のショップから通販で購入可能という貴重な存在。
一方デメリットはこちら↓
- ブレーキの効きがやや弱い
- 国内ショップから買う場合はグラフィックの選択肢がない
- リモコンが安っぽい
- 後継モデル「G2t」の存在が気になる
単体で見れば致命的な欠点は見当たりません。
正直に言えば一番のネックはG2tの存在ですが、そもそもG2sがG2のマイナーチェンジ版であったように、G2tもその延長線上。
付加価値が追加された分高額になりますから、価格と性能のバランスを考えればG2sも十分に選択肢に入ると思います。
2019.5.30追記 G2tが国内ショップで発売されました↓
ライバルの多い電動スケボーですが、今現在日本国内における入手難易度を考慮すると、やはりG2sは筆頭候補になるはずです。
Backfireは他の中華製電動スケボーと違い、決してBoostedなどの廉価版といった性能ではありません。
Boostedはベルトドライブ、Backfireはハブモーターを採用しており、互いに異なるベクトルに進化した電動スケボーと言えます。
それでいて価格には倍近い開きがありますから、G2sのコスパの高さは尋常じゃありません。
是非あなたもお気に入りの1台を見つけて、電動スケボーの爽快な走りを体験してみてください。
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