今国内通販で購入できる最良の選択肢Backfire G2t・・・のデメリット
どうも!でんすけ(@densuke_esk8)です!
2019年7月現在、でんすけが最も愛用している電動スケボー、それが「Backfire G2t」です。
同じくらい同ブランドの「Ranger X1」も使いますが、
普通のロンスケのようにプッシュをしたり、クイックな乗り心地やスピード感を楽しみたいときはG2t、
ラグジュアリーな乗り心地と安心感でまったり楽しみたいときはRanger X1、
という感じで使い分けています。
実際、G2t入手以降はほとんどこの2台しか使っていません。
それだけでおすすめであることが伝われば良いのですが、電動スケボーはおもちゃとしてはかなり高額なので、そう簡単にはなかなか購入まで踏み切れないという人も多いでしょう。
やはり知りたいのは猛プッシュされたメリットではなく、ちょっと気になるデメリットでしょうし。
ならばそのデメリットをでんすけが公開しちゃいましょう!
実際にG2tを愛用しているからこそわかるデメリット、是非電動スケボー選びの参考にしてください。
電動スケボーBackfire G2tは本当に国内通販サイト最強モデルなのか。
まず、なぜでんすけがBackfire G2tを愛用しているのか。
それは、前提として「Backfire G2t=国内通販サイトで買える最善の選択肢」と考えているからです。
その根拠は次の通り。
- 他に選択肢がないから
以上。
いや、冗談抜きでそうなんですよ。
かろうじてスペック的にライバルと言えそうなのは「Exway X1 Pro」や「Teamgee H9」くらいですが、このうちTeamgee H9は操作感がドッカンターボって感じであまり良くないです。
走行中、再加速の際にタイムラグがあるので、それはそれで刺激的と感じる人もいるかもしれませんが、G2tに慣れると正直ちょっと怖さを感じるレベル。
ブレーキもワンテンポ遅いので、それを計算に入れた操作が必要で面倒くさい。
でんすけが所有するH9はトップスピードも公称値(40km/h)に届きませんし・・・(個体差かもしれませんが)
Exway X1 Proはバッテリー内蔵型にも関わらず航続可能距離はMAX25kmと大健闘していますが、やはりデッキに柔軟性がある分、Backfire G2tの方が乗り心地と操作性に優れる印象です。
また2019年7月現在Amazonにて129,000円という高額っぷりもネック。
「電動スケボーは高い方が高性能とは限らない」ので気を付けたいですね。(ST○RYのように時代遅れのモデルもいまだに高値で売られているので)
※おすすめするわけではありませんが、詳細確認用に一応リンク貼っておきます
というわけで、まさに世はBackfire一強時代。
ただし、海外から直接購入できる電動スケボーを選択肢に入れた場合は必ずしもこの限りではありません。
「国内通販サイトにこだわらないよー」っていう方はこちらの記事をどうぞ↓
Backfire G2tの欠点・デメリットを探してみた。
上記の通り、Backfire G2tはライバル不在というだけでそれ単体が最高の出来かどうかは別問題です。
少なくとも個人的にはかなり気に入って使っていますが、実は1ヶ月以上使ってみて「うーん」と感じるポイントがなかったわけではありません。
気になるデメリットが4つありました。
- 最高速度は40km/hもあれば十分だった
- ターボモードの使い勝手が悪い
- スピードが出るのにブレーキが甘い
- どちらか1つを選ぶならRanger X1
デメリット1.最高速度は40km/hもあれば十分だった
Backfire G2tの最高速度は45km/hを超えます。
でんすけは実測で46km/hまで確認していますし、動作音の静かなハブモーター仕様でこれだけの速度を出せるのは、国内通販サイトから買えないものを含めても現状では他に「MEEPO NLS Pro」と「MEEPO MINI 2」くらいしかありません。
国内通販サイトから購入できる電動スケボーに限ればBackfire G2tの最高速度46km/hはぶっちぎりの性能と言えます。
ですが、正直46km/hものスピードを頻繁に出すかと聞かれれば、答えはNOです。
別に46km/hを出すとコントロールできないというわけではありませんが、必要性を感じないんですよね。
体感としては40km/h程度で十分速く感じます。
それでいて40km/h程度であれば、慣れれればある程度リラックスしてクルージングすることも可能です。
このバランスが良い感じなんですよね。40km/h。
これはトラックのワイド化など、設計上45km/hオーバーでの走行を想定しているおかげなのかもしれません。
明らかに先代のBackfire G2sより余裕を感じます。
が、実際に46km/hを出せること自体は個人的にはメリットになっていないかな、というのが正直な感想です。
そもそもG2tで46km/hものスピードを出すには「ターボモード」を使用する必要がありますが、ターボモードが楽しいのは最初のうちだけで、しばらくすると飽きて使うことがなくなります。(詳しくは後述)
※ターボモード:30秒間限定で加速と最高速度が伸びるモード
というわけで、トップスピードだけを見ると先代のBackfire G2sはじめ、他の電動スケボーでも満足できる可能性があります。
これまで各社揃って40km/hで足踏みしていたのも納得。
逆に言えば、それだけのスピード感は他の電動スケボーでは味わえないということでもありますから、刺激が欲しいという人には自信を持っておすすめできますが・・・。
ちなみに、最高速度はさておき、G2tはG2sよりも明らかにトルクが増大しています。
加速と登坂力はベルトドライブタイプ並みなので、同じスポーツモードで走っても明らかにG2tの方が速く感じられます。
坂道走行時の速度低下もかなり軽減されたので、G2tを買ったこと自体は全く後悔していません。
デメリット2.ターボモードの使い勝手が悪い
先ほど「ターボモードが楽しいと感じるのは最初のうちだけ」と書きましたが、これには二つの理由があります。
一つは、先述のとおりターボモードの恩恵自体をあまり感じない(必要としない)から。
40km/hを超えるスピードは常用しませんし、トルク感はスポーツモードのままでもG2sをはるかに上回るので、そもそもターボモードじゃないと困るというシチュエーションがありません。
ターボモードを使わなくても十分速い。
もう一つの理由、それがターボモードの使い勝手の悪さです。
まずターボモードは30秒間しか使えないということ。
個人的にこれ自体は良いのですが、問題はそのタイムリミットが経過したときの挙動にあります。
30秒を過ぎた瞬間にトラクションが制限され、軽いエンジンブレーキがかかったようなショックが襲います。
「襲う」と言ってもほんの少しのショックなのですが、40km/hを超えるスピードで走っているとこれが結構怖い。
残り時間を示すような警告音やバイブレーションでもあれば良かったのですが・・・。
最悪に大げさな言い方をすれば、「ターボモードで得られるのは過剰な刺激と危険だけ」です。
また、高速走行中にモードチェンジできないのも残念ですね。
ターボモードを使用するには一旦停止するか、極低速まで速度を落とす必要があります。
「40km/hから更に加速!」といった使い方ができれば中二病感満載で飽きなかったんでしょうけど・・・。
デメリット3.スピードが出るのにブレーキが甘い
でんすけが初めてBackfire G2tに乗った際、実は先代のG2sよりもブレーキが甘い印象を受けました。
先述の通り加速と最高速が進化した結果、どうやらブレーキ性能だけが取り残されて目立ってしまったようです。
そもそもBackfire G2tはハブモータータイプなので、制動力は構造的な弱点の一つと言えます。
なので、ベルトドライブタイプの電動スケボーと比べた場合、ブレーキの甘さはG2tのデメリットでもあり、ハブモータータイプのデメリットとも言えます。
参考記事 – ベルトドライブとハブモーターのメリット・デメリットを徹底比較!
ただし、現状国内通販サイトから購入できる電動スケボーはほぼ全てハブモータータイプ。
同じハブモータータイプ同士で比較すればG2tのブレーキが特別甘いというわけではありませんし、むしろマイルドな聞き具合はBackfireブランドの得意とするところ。
というわけで、実際にブレーキの効きが弱くなったわけではないので慣れれば問題ありません。
が、「できれば何とかしてもう少し効きを強くしてほしかったなぁ」というのが正直な感想です。
特に40km/hを超えるスピードを出す際はこの点に十分に注意する必要があると思います。
デメリット4.どちらか1つを選ぶならRanger X1
Backfireブランドにはストリートに特化したG2tと、オフロード仕様(いわゆるAT│All-Terrain│オールテレーン)のRanger X1の2種類がラインナップされています。
恐らく多くの人はオフロードを走るつもりがなければG2tを、オフロードを走るつもりならRanger X1を、という選び方をすると思います。
しかし、両方持っていて両方愛用している身から言わせてもらうと、どちらか1つを選ぶならオフロードを走るつもりがなくてもRanger X1の方がおすすめです。
なぜなら、Ranger X1はオンロード走行も優秀だから。
その高い走破性のおかげでオンロード走行時は極めて振動が少なく、終始安定した快適な走りが楽しめます。
まさにラグジュアリーな乗り心地。
デッキが大きく直進安定性にも優れるので、初心者にもおすすめできます。
加えてバッテリー容量も大きいため、最大35kmもの距離を走ることも可能。
・・・と、ついついRanger X1について熱く語ってしまいました。
ただ、スピード感やクイックな乗り心地はG2tの方がはるかに勝るので、スポーティーな乗り味を楽しみたいのであればG2tの方がおすすめです。
最高速度も36km/hと46km/hで約10km/hも差がありますしね。
しかし1台に絞るとなったとき、オールマイティーさがハンパないRanger X1が同ブランド内に存在するという事は、ある意味G2t最大の不幸と言えそうです。
Backfire G2tは最高峰の電動スケボー!だけどターボモードには期待するな!
ずいぶんネガキャンっぽい内容になってしまいましたが、誤解がないように改めて。
でんすけはBackfire G2tを愛用しています。
その理由はシンプルに性能が良いから。
国内販売されていないモデルを含めてもハブモータータイプで最高クラスの高性能っぷり。
更に、それが国内サイトから購入できるってところが決め手ですね。
今回、G2tの気になる点は出し尽くしました。
正真正銘、ウソ偽りのないレビューでございます。
で、Backfire G2tの購入を検討している人へのアドバイスですが、
「少なくともターボモードに過度な期待をしている人は要注意。」
って感じです。
まぁターボモードを使わなくても軽くライバルを凌駕するんですけどね・・・笑
是非参考にしてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません