電動スケボーでうまく曲がれない人は目線とライン取りを意識しよう!

どうも!でんすけ(@densuke_esk8)です!
電動スケボーに限ったことではありませんが、あまり経験がない人にとってスケボーで曲がるのってなかなか大変ですよね。
体重を移動を意識しすぎるとバランスを崩してしまったり、思いっきり板は斜めになっているのに全然曲がっていかなくて、「こんなものか」と諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか。
でも、あなたの電動スケボーが曲がらないのには必ず理由があります。
例えばボード自体に問題があるかもしれませんし、もしかするとあとほんの少しのコツを意識するだけで見違えるほど上達するかも・・・。
ボードに問題がある場合も、実はある程度なら“修正”することができます。
というわけで、今回は電動スケボーにおけるターンのやり方とコツ、曲がりやすくするためのセッティングの方法を伝授してみたいと思います。
電動スケボーにおける曲がり方と仕組み
まずは電動スケボーで曲がる際の動作をおさらいしてみましょう。
これは普通のスケートボードやスノーボードなどと同じで、左右どちらか、曲がりたい方向に体重をかけてあげればいいだけです。
例えば左足が前(レギュラースタンス)の人がつま先側に体重をかけると右側に、かかと側に体重をかけると左側に旋回を始めます。
つま先側(お腹側)に曲がることをフロントサイドターン、かかと側(背中側)に曲がることをバックサイドターンと呼びますが、スケボーを自在に操るためにはこれら2つのターンをどちらも使いこなせるようになることが大切です。
余談ですが、スピン系のトリックになるとフロントサイド、バックサイドの意味合いが逆になります。
フロントサイドは「常に目線は進行方向(フロント)を向いたまま」というニュアンスで、例えばフロントサイド180は背中側に180度回転する技。ややこしい・・・。
ところで、なぜ体重をかけるとその方向に曲がっていくのでしょうか。
デッキを斜めにしても、アウト側のウィールが浮いたり大きくなったりすることはなく、左右のウィールが斜めになるわけではありませんよね。
実はその秘密はデッキとウィールをつなぐ長重要パーツ「トラック」に隠されています。
トラックが柔軟に働くことで「ウィールの向き」が変化し、曲がることが可能となるわけです。
つまり、トラックによる変形が大きいほど曲がりやすいということ。
お次はこのトラック周りのセッティングで曲がりやすくする方法をご紹介します。
デメリットに注意しながら曲がりやすいボードにセッティングしてみよう!
先に曲がりやすさを追求するデメリットを。
注意したいのは、ここで紹介する方法によって曲がりやすさを向上させると、その代償として直進安定性が低下する傾向にあるということです。
電動スケボーは高い速度でクルージングするのに適した乗り物なので、この点は特に注意が必要です。
直進安定性が低くなるとまっすぐ走るだけでもコントロールするのが難しくなるため、もし「曲がれない」の前に「怖くてスピードを出せない」と感じるようであれば、むしろもっと曲がりにくくしても良いくらいかもしれません。
曲がりやすくする代表的な方法は「キングピンナットの締め具合の調整」と「ブッシュの交換」の2通り。
他にもデッキの硬さやトラックそのものも影響しますが、電動スケボーにおいてはこれらを交換するのはあまり現実的ではありませんね。
というわけで、まずはお手軽なキングピンナットの締め具合による調整から。
この方法であれば新たにパーツを用意する必要もなく、電動スケボーに付属する工具(Tツール)が一つあれば極短時間でセッティングすることが可能です。
感触が悪くなれば元の締め具合に戻してしまえば良いだけなので、手持ちのスケボーの乗り味に不満がある場合は思い切っていじってみましょう。
具体的にはトラック中央の「キングピン」の先端にあるナットを緩めれば曲がりやすく、締めれば曲がりにくくなる代わりに直進安定性が向上します。
このとき、あまり緩くしすぎると走行中にナットが更に緩んでしまう可能性もあるので、無負荷の状態でブッシュが動かないことを確認してください。
多少でもブッシュを圧迫していれば、ブッシュの反発力がナットの緩み防止として働きます。
気を付けたいのは元の締め具合を覚えておくこと。
ナットとピン先端に目印を書いておくのも良いですし、スタート位置から何度回したかをメモしておくのも良いですね。
セッティングの際は少しずつ変更しても違いが分かりにくいので、まずは思い切って1回転以上回して方向性を確認し、そこから自分にあったポイントを探っていくのがおすすめです。
ブッシュの交換はキングナットピンの調整では足りなかった場合に手を出すと良いかもしれません。
曲がりやすいボードにしたい場合、単純に今装着しているブッシュより柔らかいものに交換すればOKです。
ただし、先にも説明した直進安定性が犠牲になりやすいので、交換は慎重に。
逆に直進安定性を向上させたい場合は、ブッシュの交換を積極的に検討しても良いかもしれません。
キングピンナットを締めることでも多少は改善しますが、あまり締めすぎると今度はブッシュが潰れすぎてクッション性がなくなってしまいますからね。
ちなみに、曲がりやすさはスケボーの仕様だけでなく、乗り手の体重などにも影響されます。
軽い人は柔らかめ、重い人は硬めにセッティングするのがおすすめです。
上手な曲がり方と3つのコツ
お次はテクニック的な要素に注目してみます。
テクニックと言っても何も難しいことはありませんのでご心配なく。
しかし、知っているのと知らないのとでは上達に大きな差が出てくるはずですよ。
今回紹介する上手な曲がり方のコツは次の3つです。
- スピードを落とし過ぎない
- 目線を意識する
- ライン取りを意識する
一つずつ詳しく解説していきますね。
1.スピードの落とし過ぎに注意!
実はスケートボードはある程度スピードが出ていないと曲がりにくく感じる乗り物です。
曲がりにくいというより、バランスを取りにくく「曲がる姿勢を維持しにくい」と言った方がより正確かもしれません。
これは初心者にありがちな誤解の一つですが、もし「ゆっくりであればあるほど曲がりやすい」と考えているなら、その思い込みは今すぐ捨てましょう。
なぜスピードが出ている方が曲がりやすく感じるのでしょうか。
その理由は遠心力にあります。
スピードが出ていると旋回時に遠心力が強く働き、内側にかけた体重と遠心力がつり合うため、身体を内側に倒し込んでもバランスが崩れにくくなるというわけです。
逆にゆっくりだとバランスを取りにくくなるため、どうしても曲がりにくくなってしまいます。
また、ターン中に内側に倒れるようにバランスを崩した場合、リモコンで加速をすると体勢を立て直せることがあります。
これは電動スケボーならではのテクニックで、上手く使えばより鋭いターンを行うこともできます。
2.目線を先に向ければ勝手に曲がる!
曲がる際につい足元やボードの手前辺りに目線を落としてしまう・・・
これも初心者にアリがちなミスですね。
人間の身体は目線に左右されやすくできています。
スケボーにおいては目線を落とすと背中が丸まりやすく、逆に目線を上げていると自然と上体が起きてバランスを取りやすくなるばかりか、先の動きをイメージしやすくなるというメリットが。
これは自動車やオートバイと同じですね。
コーナーの先へ視線を送った方がその後の動きをイメージしやすくなり、滑らかでスピーディーな操作が可能となります。
というわけで、ターンする際は目線を上げて、先に先に視線を送ることを意識してみましょう。
このとき、次の「走行ライン」がうまくイメージできていると、さらに自然なターンができるようになります。
3.ライン取りをイメージできれば曲がれる!
自分が走る道筋を走行ラインと言い、更に最適な走行ラインをトレースして走ることをライン取りと言います。
主に自動車やバイクのスポーツ走行などで用いられる概念ですが、スケボー等のターンにおいても適切な走行ラインを頭の中でイメージできるようになることが上手にターンをするうえでは非常に重要です。
「アウトインアウト」なんかは代表的なライン取りとして有名ですね。
本来のライン取りは道幅を最大限に有効活用して「より直線的に走ること」を目的とするのが基本で、これを有効活用することでボードや乗り手にかかる負担が小さくなるわけです。
実は正しいライン取りさえイメージできれば、急激なターンができなくてもクルージング程度であれば問題なく走れるようになります。
加えて、自分がどのようなラインでターンをするのかをあらかじめ想定しておけば、あとはそのラインをトレースすればよく、よりゆったりと自然な動きでターンすることが可能になります。
「ライン取り」は正確には最大限小回りできるようになるテクニックではありませんが、目の前のカーブを無理なく効率よく曲がるためには必須のテクニック。
漠然と走るよりも走るべき道筋が見えていた方が走りやすいのは明白ですよね。
この走行ラインのイメージは、安全面でも非常に重要です。
なぜなら、そもそも「電動スケボーは急に曲がれないから」。
普通のスケートボードであれば、高いテクニックがあればそれも不可能ではありませんが、重くトリックに不向きな電動スケボーにおいては急に向きを変えるのはほぼ不可能と言っていいでしょう。
例えば自動車やオートバイ、自転車で街中を走る際、走行ラインを意識する必要はほとんどありません。
なぜならスピードを落とせば落とすだけ曲がりやすくなるから。
しかし、スケボーの場合はそうではありませんでしたね。
そもそも一般的な電動スケボーは横幅がほとんどないにも関わらず、その最小回転半径は自転車と自動車の中間といったところ。
この最小回転半径で曲がれるようなラインを頭の中に描くことで、目の前の道を無理なく曲がることができるようになります。
まとめ│セッティングと目線で曲がりやすく、ラインを意識して無理なく曲がろう!
大切なポイントをおさらいしてみましょう。
まずはゆっくりすぎると曲がりにくく感じる点に注意。
逆にスピードを出すことで遠心力でバランスを取れるようになり、曲がりやすくなります。
それでも曲がれない場合はキングナットピンを緩め、より曲がりやすいボードに。
ある程度ターンができるようになったら、今度は走行ラインをイメージしてそれをトレースすることを意識してみましょう。
その際目線を上げて視線を先に送り、先を読んだ動きを意識することが大切です。
是非試してみてください。
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